軟水器
軟水ってなに?
- Q1
- 軟水って何ですか?
- Q3
- 軟水は健康にいいですか?
- Q1.軟水って何ですか?
- 水は硬水と軟水という2つの定義があります。私たちが摂取する水には沢山の不純物が含まれており、例えば硬度ミネラル(カルシウム・マグネシウム)、重金属(鉄分、マンガン、鉛など)などを指しますが、不純物の含まれている量により、その水が硬水なのか、軟水なのか、純水なのかに分類されます。それらの不純物の含有量が微量(世界的には17ppm以下)になっている水を軟水と呼びます。日本の水は40-80ppmといわれ、軟水に近い硬水で、中軟水とでも言ったらよいでしょうか。
- Q2.軟水と硬水の違いは何ですか?
- 水の中に含まれるカルシウムとマグネシウムの合計量を数値化したものを「硬度」と呼びますが、この数値が高いものを硬水、低いものを軟水と呼びます。つまり、カルシウムとマグネシウムがたくさん入っている水が硬水、少ない水が軟水です。
- Q3.軟水は健康にいいですか?
- 硬水、軟水に関わらず飲料水だけで健康になる事はありません。水は常に何かと結合・分解を繰り返しておりそれぞれの特徴を理解する必要があります。軟水についてはお茶・紅茶などに軟水を使用することによって、お茶・紅茶に含まれているカテキンをより吸収しやすくします。また、焼酎などに使用するのも風味が出るでしょう。
- Q4.水分中に含まれる硬度ミネラルは除去しないほうがいいのではないですか
- 一般的に誤解があるのですが、ミネラルには有機ミネラルと無機ミネラルがあり、水分中の無機ミネラルをいくら飲んでも蓄積と排出を繰り返すだけで、体内に吸収されることはほとんどありません。有機ミネラルは野菜などからしか吸収できません。
- Q5.軟水を使うと肌荒れ、アカギレ、手あれに効果があるとよく聞きますが、本当ですか?
- 既に設置したお客様から沢山の喜びの声が聞かれます。温泉に入った後肌がしっとりとした感じになられた経験があると思いますが、美人湯と知られる温泉は軟水の温泉が多くを占めています。冷え性の方なども軟水にすると’保湿作用がありよく温まった’、冬場の乾燥肌でお悩みの方も’保湿作用がありアカギレがなくなった’などの声が寄せられています。美容業界では、従業員のアカギレ、手荒れ対策、お客様のシャンプー後の髪のパサツキをなくすため、ヘアーセットを簡単にするために業務用軟水器が設置されています。
- Q6.洗濯物を干していると嫌な匂いがしますがどうしてですか?
- 軟水器の設置が臭いの対策には効果的です。
洗濯物の臭いは雑菌の繁殖が原因とされています。
雑菌は洗濯物に残留した石鹸やカルシウム・マグネシウム等を餌として繁殖します。嫌な臭いは雑菌の匂いです。軟水器ではカルシウム・マグネシウム等をとりのぞきますので、雑菌が繁殖しにくくなります。台所の排水口からも臭いがするなどお困りの方も多数おられますが、これは石鹸カスが排水口に残り、そこに多種多様のものが付着することになり、水垢、ヌメリとして排水口に溜まり匂いを発生するからです。
軟水だと石鹸カスがなくこれらのヌメリ、付着をなくし、掃除が非常に楽になります。
- Q7.軟水は洗濯に効果があると聞いたのですが詳しく教えてください。
- 硬水に含まれる硬度ミネラルは石鹸と結合し石鹸カスを作る特性があります。石鹸カスは石鹸の洗浄力を弱めるばかりか体や洗濯された衣服や、洗濯機のドラム層に付着します。洗濯機ドラムに付着した場合は、黒かびの発生原因となります。軟水で洗濯された場合は、石鹸と結合する不純物がなく普段ご使用されている洗剤の量も半分以下で洗濯が可能となります。又汚れを落とすため、柔軟剤や合成洗剤を無理にご使用にならなくても、汚れ落ちもよく柔かく仕上がります。軟水効果として、従来ご使用が困難であった天然洗剤も泡立ちがよく汚れが落ちます。現在クリーニング業界では、使用する洗剤の軽減を目的として多くの企業が業務用軟水器を設置し、コスト削減又、仕上がりの白さ、機器の保護で効果を上げています。
- Q8.お風呂場で効果がありますか?
- 温泉気分になりますね。また、湯垢の原因である石鹸カスがないため、掃除も大変楽になります。排水溝のヌメリ、匂いの発生が抑制されます。軟水だとそれらの原因を取り除いてくれます。鏡も水垢がつかず気分爽快です。